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つくる会主導でつくられた”歴史教科書”が今年初めて公立中学校で採択された。(記事)
恐れていたことが起きたと正直言って驚きの気持ちを隠せないでいる。 教科書検定については、文科相が妄言を繰り返すあの人だから通すことは考えられた。 しかし実際の採択はないと自分としては考えていた。教科書選定にあたる人達の良心にかけていた。しかし、つくる会の行っていた草の根活動(陳情)は、その良心をかき消すほどのものだった。それともこの国の目指す方向が、つくる会の考えにシフトしてしまっているのか。どちらであれ、子を持つ親として今回のことがショックでならない。 採択を決定した市には抗議の声と賛同の声援により、FAX、メールが止まらない状態らしい。ある記事ではやはり抗議が多いとのことだ。(当たり前のことだが)賛同した人達の多くは、「日本人として誇りを持てる教科書だ」という声が多いという。私はこの考えに呆れる。子供たちが誇りを持てないのは果たして教科書のせいであろうか。今起きている少年、少女が引き起こす事件は教科書が原因だろうか。都合のいい、責任転嫁でしかないではないか。なぜ自分たち自身を攻めないのだろうか。こどもは大人の鏡である。社会をつくってきた大人に責任があるのだ。 つくる会の教科書は、太平洋戦争を大東亜戦争と賛美し、日本が平和国家として反省し、再出発する起点となった「東京裁判」を真っ向から批判する。そもそも教科書にそんなコラムが必要なんだろうか。この教科書は確実にアジア蔑視の思考を植えつける。その目は確実に我々在日にも向けられるのだ。漸く花開き始めたアジア各国との草の根交流を根底から崩すに違いない。 私も抗議しよう。この国に住む住人として、在日韓国人の立場から、ノーモアつくる会!
by chazanmyon
| 2005-07-16 00:37
| 日本社会
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